約50年前から栽培が始まった那賀町木頭地区の特産品。栽培面積166ヘクタールで、徳島県内一の生産量を誇り、出荷量と品質の高さともトップブランドとなっています。「桃栗3年、柿8年、柚子の大馬鹿18年」と言われ、柚子はかつて実がなるまで18年を要していました。安定供給が難しいことから家庭用に栽培されていましたが、地元の木頭果樹研究会の努力で3~5年で実るように。木頭で育った柚子が全国の市場へ流通するようになり、現在全国の柚子産地で栽培されている柚子のほとんどが木頭柚子の苗です。
見どころ・おすすめポイントHighlights
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ゆずに適した気候と地形
那賀町は標高1,000メートル以上の山々に囲まれており、9割以上が森林です。冷涼な気候で、昼夜の寒暖差が大きく、夏の降雨量が多く、柚子の生育環境に最適。鮮やかな色合いと豊かな香りの柚子を育んでいます。
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収穫時期
10月末から12月上旬にかけて収穫される。収穫期間中、風味や酸味などのバランスが絶妙に変わるため、柚子農家には古くから収穫期に風味の変化を楽しむ「利き柚子」の文化があります。
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3
地理的表示(GI)の登録
国が風土や伝統が育んだ特色ある地域産品を地域ブランドとして保護するもので、木頭ゆずが徳島県内初の登録。他産地との差別化を図るとともに「地理的表示(GI)」を重視するEUへの輸出促進につなげています。
観光スポットの詳細Details
木頭ゆずを世界ブランドに!
2014(平成26)年度からEUへ輸出をスタートしたり、フランスの料理人やパティシエ対象の賞味会を開いたりし、木頭ゆずの魅力を世界へPRしています。
栄養素豊富な成分
ビタミンが多く含まれる果皮はゆず茶や薬味、果汁は搾ってお寿司やドレッシングに。種は化粧水に利用できます。精油として香りを楽しむ機会も増えています。徳島県内の道の駅などでさまざまな加工品を購入できます。
木頭ゆず一番しぼり
ゆず果汁100%!収穫後24時間以内に手搾りし、本来の酸味や香りを味わえる添加物なしの100%果汁です。地元の「未来コンビニ」のカフェでいただくことができます。
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