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青は藍より出でて藍より青し「阿波藍」

藍染の青い色は「JAPAN BLUE」として世界に知られるほど深く鮮やかな日本を代表する色です。徳島は、この藍染の元となる染料「蒅(すくも)」づくりの本場で、現在もその伝統が引き継がれ、徳島でつくられた蒅を阿波藍と呼びます。徳島市内中心部には藍染体験できる施設が複数あるので、初心者でも気軽に参加できます。

見どころ・おすすめポイントHighlights

  • 1

    阿波藍の起源

    阿波藍の起源は平安時代、徳島の山岳地帯で阿波忌部(いんべ)氏が織った麁服(あらたえ)という布を染めるために、栽培が始まったと伝えられています。

  • 2

    戦国時代の藍

    藍は、染めの段階に応じて全48色あります。戦国時代には、その一つである「勝色(かちいろ)」が勝利につながる呼び名という縁起の良さから、武士の鎧下を藍で染める需要が高まったといわれています。

  • 3

    阿波25万石、藍50万石

    藍の繁栄を物語る言葉で、実に50万石の利益を生み出していました。江戸時代の1585(天正13)年、藩主蜂須賀家政公が、徳島藩で藍の生産を保護、奨励したことにより、藍づくりは隆盛を極めました。

観光スポットの詳細Details

吉野川からの恵み

徳島県内を東西に流れる清流・吉野川は、台風のたびに氾濫する一方で、流域に肥沃な土を運びました。また台風前の7月に収穫できたことが、阿波を支える基幹産業となりえた要因の一つです。

藍の効用

藍には抗菌、防臭・防腐・防臭・保温・保湿・紫外線遮蔽とさまざまな効用があります。天然の染色原料なので、赤ん坊の産着、手ぬぐい、暖簾、着物などさまざまな製品に使用できる汎用性の高さも魅力です。

古庄染工場

徳島市無形文化財指定、国選定卓越技能章(現代の名工)の古庄理一郎氏の工場です。自然材料のみを使用する「天然灰汁発酵建て」による藍染体験や工場見学ができます。

地図・アクセス

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